第2弾で「ごほうび」を読むことにしました。
角田光代さんの作品が載っているのが「しあわせ」と「ごほうび」なんですよね。
この本に載っている角田さんの「旅する本」は「さがしもの」に載っていた作品。あれですね、私が最初エッセイだと勘違いしたやつですよ。
しかし、ストーリーは分かっているものの、想像力をかき立てられる。東南アジアの風景、ヨーロッパの風景・・・。ラジオで放送されていたものなので、イメージの沸きやすい作品が選ばれているのかもしれません。
他の作品は、実は私があまり読んだことのない作家さん。赤川次郎さんは、推理小説しか読んだことがないような・・・。しかも、小中学生のときに読んでいたくらい、ここ最近は読んでいないと思います。
吉本ばななさんは、私の中では教科書の人なんだよなぁ。ちゃんと読んだことはないはず。と思ったら、この本の「みどりのゆび」も教科書に載っている作品のようで。なるほど。
普段読まない作家さんの作品が読めるというのも、こういう短編集の醍醐味なんだろうなと思いました。ちなみに、次の「ぜいたく」には角田さんの作品はありません、というか全体を見て、知っている作家さんが多い順に読んでいるので、次は新たな出会いがたくさんあるかもしれません。