電子書籍で読んだんですが、空き時間に読むにはちょうどよかったです。
列車の旅ということで、家族や友達など、身近な人との関係を描いた物語ばかり。周遊列車なので、目的地はなく。それが日常を忘れさせてくれるということもあるのでしょうか、人の死にまつわる話も多かった気がします。
川上弘美さんの作品に「新型コロナ」という単語が出てきたときには、びっくりしましたが。といっても、新型コロナはメインではなく、こちらは、新型コロナで「ななつ星」が運行中止になって、バーチャル旅行を楽しむという物語でした。（ちなみに先ほど見たら、また明日から運行休止になっていました。。）
九州を周遊する「ななつ星」。寝台列車もいつか乗ってみたいと思っているんですが、九州好き（ホークス好き？）であれば、乗るならぜひ「ななつ星」に！と思いつつ、なるほど、ドレスコードがあるのね、などなど、少し自分も旅をする感じで読んでみました。
九州は、まだ北の方しか行ったことないんですよね（と、まるで日本全国制覇したような言い方）。宮崎、熊本、鹿児島・・・もう野球しか頭に思い浮かばないですが（笑）、いつか行けたらいいなと思います。
ちなみに、私が47都道府県で他に行ったことがないのは、四国の愛媛以外、鳥取、そして沖縄（！）です。。
