さて、先日最終回を迎えたドラマ『ハコヅメ～たたかう！交番女子～』、思わず原作も手に取ってしまいました。
まぁ手に取ったというか、Playブックスで3巻まで無料配信されていたんです・・・。
前のドラマについて書いた記事を読むと、結局何が面白いのか書いてありませんが（爆）、やっぱりコメディとシリアスのバランスということになるんですかね。最終回までしっかりコメディ入れてくるとは思いませんでしたよ。
原作を読んで思うのは、ドラマはうまいことエピソードを切り取っているなぁということ。そのままのエピソードは思ったほど多くないと思うのですが、ポイントとなるセリフやシーンはしっかりと押さえてある印象です、コメディもシリアスもどちらも。
あと、結構エピソードはそのままで人を入れ替えたりしてるんですね。原作だと牧高（演・西野七瀬）が聴取した事件が、ドラマでは川合（演・永野芽郁）がうまく聴取できなくて、そこから成長していくという感じに描かれていました。
この事件、ドラマでは犯人を追いかけていた川合が壮大にコケる（そして立ち上がる）んですが、原作は追いかけるシーンはあるもののコケることはなく。ドラマは川合の成長ストーリーへと見事な変身を遂げていたんだなぁと思います。
個人的には、原作とドラマだと、ドラマのあのテンポもすごいなぁと思いますね。コメディとシリアスのバランスと書きましたが、原作の様々なエピソードが1話に取り込まれて、それがテンポよく展開されていく・・・。自分のペースで読んでいく漫画とはまた違います。「完成度が高い」という評もあるようで、私は久しくドラマをまともに観ていなかったので何とも言えませんが、そうなのかもしれないなと思います。
ということで、世間と同じく私もシーズン2には期待してしまいます。しかしながら、あのメンバーを集めるってスケジュール的に厳しいんじゃないの？結局今回も2話まるまるカットされた感じだし。
と思っているので、忘れた頃にやってくれたらいいかなという感じで、あまり期待せずに待ってみたいと思います。
