sora fuku kaze

読んだ本やホークスの話、その他日々の出来事について

いとしいたべもの|森下典子

久しぶりに食べ物の話。森下典子さんのエッセイです。森下さんと言えば映画化された『日々是好日』のイメージが強いかもしれませんが。

こちら、株式会社カジワラのサイトでウェブ連載されていたエッセイとのこと。編集者もいなくて、企画部の社員が担当者になってくれた・・・そんなことってあるんですね。

エッセイは思い出の食べ物について綴られていて。森下さんは1956年生まれということで、私からすると少し上という感じですが、サッポロ一番みそラーメンとか、ブルドッグソースとかの思い出が。もうお馴染みの食べ物ですが、発売された当時はすごい衝撃だったんだなということが伝わってきました。

この衝撃は、森下さんが当時子どもで好奇心旺盛だったからというのもあるかもしれませんが、逆に子どもの頃の気持ちをここまでハッキリ覚えているというのもそれはそれで感心してしまいます。私は、正直子どもの頃のことなんて、特に食べ物のことはほとんど覚えてないですね。何も考えていなかったのかな・・・

さて、この作品は、次作で『こいしいたべもの』がありますね。タイトルも似ているし、同じような感じなのかな?そちらも読んでみたいと思います。