こちらもKindle Unlimitedにて。
料理の話だな、と思って読み始めたのですが、テーマとしては「ジビエ」ですね。「命をいただく」ということについて、という感じ。
あとがきにも書いてありましたけど、確かに魚を食べるのと、鹿や猪を食べるのでは、同じ「命をいただく」のでも、印象というか抵抗感が違いますよね。それは牛や豚も同じはずなんですけど、やっぱり家畜のイメージがあるからでしょうか。確かに鹿や猪になるとまたちょっと違ってくる感じがしました。
・・・と言っても、牛や豚もいざ目の当たりにすると抵抗感を感じますけどね。少し前にトラックの荷台に載せられた牛（まさにドナドナ・・・）を見たとき、トラックに会社名が書いてありましたけど、怖くて調べられなかったですもん。
そんな小説ですが、やはり料理は美味しそうに描写されていて。これはこれで手放せない楽しみだよな、と思ったのでした。
これからもありがたく、そして美味しく、食事をいただきたいと思います。
