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仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?|安達裕哉

コミュニケーションに関する本。仕事に直結する内容が多く、とても参考になりました。電子書籍で読んだんだけど、紙の本で買おうかな、と思ったくらい。

個人的に「なるほど」と思ったのは、「よい人間関係」は衝突することを前提としているでしょうか。今まで仕事してきた中で、「あの人との仕事は楽しかったな」「いい仕事したな」というのは、結構お互い言いたいこと言い合って、側から見れば衝突のように見えたことも多かったんじゃないかな、と思うので。仕事仲間とは、言いたいことを言い合える仲でいたいものです。

部下に伝えたいのは「伝わる」のは相手が聞きたいことだけ。ホント、悪いことではないんですが、どストレートに伝える傾向がありますからね。物は言いようなんだから、相手が聞きたくなるような言い方をしてほしいな、と常々思っています。

そして、日々実は心掛けているな、と思ったのは知識レベルに隔たりがあるときは上手に「手加減」するでしょうか。というか、前の部下と今の部下のタイプが違いすぎて、自分のコミュニケーションもだいぶ変化したな、と。相手に合わせてどういう話し方をするのか調整している自分に気づき、自分は自然とこういうことをやっていたのかもしれない、と思った次第です。

自分の話のネタとして、もう一度読み直してみましょうかね。それくらい実践的な本だったなと思います。