ダ・ヴィンチの文庫本のランキングを見ていたら、この本も入っていました。
文庫本が出版されたのは今年だったんですね。
もう、ほぼタイトルに惹かれて買ったといっても過言ではない。
その意味が分かる人はきっとホークスファン。
ということで、『サブマリン』を読むために、その前に前作と言われる『チルドレン』も読みました。
不思議なことに、『チルドレン』は短編集なのに、『サブマリン』は長編集。
面白かったかどうか、と言われると面白かったのですが、好みかどうかと言われると、結構微妙かも。家裁の調査官というリアルな設定なんだけど、アウトローな実在しなさそうな陣内が登場してくるというところは、短編の方が、言い方は悪いけど、お茶を濁せるのではないかと。
そういう意味では、『チルドレン』の方が好みだったかなぁ。でも、設定は面白いですし、陣内というキャラクターはちょっとクセになりそう。続編が出たら、また読んでみたいと思います。