Kindle Unlimitedにて。
情報にあふれた時代の「読み方」について、という感じ。
筆者はTwitterとFacebookで様々な記事を紹介しているということで、SNSとかインターネットの話が多いのかと思ったけど、本の読み方も書いてありました。そして、結構実践的。すべてではないけれど、これなら自分にもできるかな、というのがいくつかありましたね。Kindleをコピーする方法は知らなかった!
あと、「無意識の領域で働くコビトさんたち」の話はすごく共感しましたね。私も普段いろいろ思いつくのは、仕事中にお手洗いに行って帰ってきたときだったり(思いついたことを話された周囲の人は、「この人トイレに行ってたんじゃないの?」と思っていると思う)、休みの日に散歩しているときだったり(週明けに思いついたことを話された周囲の人は、「この人休みの日も仕事のこと考えてるのかよ」と思っていると思う)。やっぱり他のことを何も考えていないときの方が、ふと思いついたりするものなんですよね。
ということで、最後には、思いつきのための散漫力を活かすため、集中しなくても作業が捗る方法というのが書かれていました。軽めのタスクから始める、ちょっと物足りない感が残っているくらいでちょうどいい、など、参考にできそうなことが多かったですね。
こういう本って、本当にノウハウ教えようとしてくれてるの!?みたいな本もありますけど、この本は読者のことをすごく意識してくれているな、と思ったのでした。