以前、少し書いた「2022年」もの。
この本を書いた当時から、世の中もだいぶ様変わりしたでしょう、なんて思いながら読み始めました。
意外や意外、と言ったら失礼ですが、「働き方改革」の歴史を知るには、とてもよい本でした。こういう政策とかって、受け手としては「法令が改正されるらしい」「こうしないといけない」というところばかりに目が行きがちなのですが、そこに至るまでの流れとか目的とか、ちゃんと整理して見せてもらった気がしました。
先日読んだ『働かない技術』にも似ているでしょうか。結局、「働き方改革」って降って湧いたような話ではないんですよね。働いている本人たちが、会社ってそういうものでしょ、と思い込んで今まで働いてきただけで、いよいよ変えていかなくてはマズい、という局面を迎えているんだろうなと思います。
しかし、予想外の新型コロナに直面する2020年。2022年は一体どんな年になるのでしょうか・・・。