このパターン多いですね、オムニバス短編集。テーマは「お酒」です。最初、エッセイかと思ったんですけど、小説でしたね。
まず、角田光代さんから始まり、うんうん、角田さんとお酒は違和感がないです(笑)。島本理生さんは初めて?あれ?オムニバスで読んでるかな?ただ、すごくイメージどおりの作品(ラブストーリー)でした。
雰囲気を大きく変えてきたのは越谷オサムさん。「お酒をテーマに話を書かなきゃいけないのだが、そう言えば下戸だった」から始まり、筆が進まない中、入ったファミレスで解散寸前のバンドに出会い・・・ということで、そのバンドの話が書かれていました。厳密にはそのバンドの話を盗み聞きする様でしょうか(笑)。設定は変えてあるということですが、もしかしてこの設定自体創作なのか??と思ったりして、面白かったです。
さて、これが2022年読了1冊目。お正月なのでお昼からお酒を飲んでもオッケー!という意味では1冊目に相応しいのかもしれません(適当)。私は、マンションのゴミステーションが年末年始閉まっていて、ビールの缶がだいぶ溜まってきたので、昼飲みは自粛したいと思います。。