sora fuku kaze

読んだ本やホークスの話、その他日々の出来事について

倒れるときは前のめり ふたたび|有川ひろ

以前書いた「倒れるときは前のめり」の第2弾。有川ひろさんのエッセー集です。

本当に続編という感じでしょうか。地元高知の話や神戸の震災の話、子どものころ読んでいた本の話、あとSNSなどインターネットの話も・・・。そして最後に小説2編が収められています。

しかし、地方だと、地元に戻っても働き口がないというのは驚きました。自分の生まれた地元は名古屋圏に括られるので、県境とかあってないようなものだからかもしれません。高知だと厳しいんだなぁ・・・。
ちなみに、少し前に徳島から高知に行った話を書きましたが、相方の仕入れた情報によると、どうやら四国で「徳島と高知」をまとめることはあまりないようで。確かにうちの会社も「香川と徳島」「愛媛」「高知」になっています。

・・・という話が小説の1編で、もう1編が『倒れるときは前のめり』に入っていた『彼の本棚』(彼女視点)を彼視点で描いた『彼女の本棚』。もうしばらく前に読んだものだったので、思わずもう一度読み返してしまいましたよ。

そしてもう1つ、「実写化についての心無い声」については考えさせられました。
このブログでは、面白くないと思った本の話は意図的に書かないようにして、心の中に留めておくようにしているんですが、実写化についてもそこは気をつけないといけないですね。
しかし、「私の中ではこっちの人のイメージだった」くらいはセーフなのかな、アウトなのかな。まぁ、思った人と違ったとしても、作品ちゃんと見てから感想言えよ、という感じなんでしょうね。発信には気をつけないといけないな、と改めて思いました。

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