初めて読みました、三浦しをんさんのエッセー。
読み始めたときは、ちょうどテンションが落ち気味だったこともあってか、「ちょっと待て」という気分になりました。なんか、ついていけない・・・。
まぁ、日常の出来事について書いていたりするんですが、「ほぼ妄想」ですよね。
三浦しをんってこんな人、というのが、とてもよく分かる、とてもカラーが出ているなぁというのが感想。
ただ、他人の妄想を受け身で読んでいると、何だか時間がもったいないような気も・・・。なので、私はどちらかというと「これはエッセーじゃない、小説なんだ」という気持ちで読んでいましたね。
三浦しをんさんは、文章が好きなんですけどね。なんかちょっと固めな感じ?文学に触れてきたんだろうなぁと思わせるような文章。
そういえば、今ふと「みつねくん」が頭をよぎりました。凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)。平安時代の歌人?を「みつねくん」と呼ぶなんて発想、私にはないなぁ・・・。