sora fuku kaze

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有頂天家族|森見登美彦

 いやぁ、面白かったですね。これぞ、森見登美彦というべきか。

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

 

まぁ、主人公が狸という設定からハチャメチャな感じではあるのですが、そこに天狗やら、強烈なキャラの弁天やら、謎の金曜倶楽部などが入り乱れて、見たこともない世界が展開されていきます。

主人公の家族に思いを馳せながら、でもまぁ狸なんだよな、と思ったり。
個人的には、狸が「毛玉」呼ばわりされているのが、妙に気に入りましたが。

どうしても、私の中では弁天が二階堂ふみになってしまって。何かの役がオーバーラップしていると思うのですが。
一方で、弁天は、ちょっと『ペンギン・ハイウェイ』のお姉さんともキャラが重なっている感じもしましたね。

続編もあるようなので、読んでみたいなと思います。