以前、少し話題にした『四畳半神話大系』。
「四畳半で繰り広げられる・・・」というフレーズを見かけたような記憶はありましたが、それ以上の詳細は確認せずに読み始めました。
そして、第二話を読み始めて「そういうことか！」と。
基本的な設定はそのままに、4つの話が展開されるということで。いやぁ、第一話の主人公の恋の行く末も見守りたかったけどなぁ。
フレーズも同じような感じで・・・いや、第一話と第二話で時間が空いていたのでそう感じたのですが、よくよく見比べると、同じような感じどころか、完全なコピペですね。
ということで、フンフンと読み進めていったのですが、最終話にやられました。4つの物語は、主人公の大学生が最初の選択が違っていて、その後の展開が・・・という感じなのですが、まさか、その意味を本人に知らしめる展開になるとは。
「4つの並行世界」というフレーズは見つけたのでここまではいいかなと思いましたが、これ以上書くとネタバレにしかならなさそうです。ということで、この辺りに留めておきたいと思います。やっぱり、森見登美彦さんは面白いですね。
