sora fuku kaze

読んだ本やホークスの話、その他日々の出来事について

「超」整理法―情報検索と発想の新システムー|野口悠紀雄

精力的にブログを更新した8月(今年初めて10本)でしたが、実は読書の話を全く書いていませんでした。

ということで、8月に読了したこちら。

最近思っているのは、ジャンルなど含めていろいろな本を読まないといけないな、ということで、こちらの本は1993年の著書になります。

もともと、過去に本をあまり読んでいないなという時期があった反省から、最近出ている本をまず読んでみなければ!と思って読書生活をスタートしているので、もっぱら読むのは最近の本で90年代の本を手に取ることはなかなかなく・・・
そろそろ時期のことはいいかな、とこの本を手にしてみました。

30年近く前の本だけど、今にも通じることがある、なんて感想も目にして読み始めましたが・・・個人的には時代背景の差が逆に面白く、かつ著者が将来を予言しているようなところに感心してしまいました。

今後、データベースのサービスは、想像を絶するほどに発達するだろう。(中略)単なる物知りでは価値がなくなったことになる。事実を分析し、評価する能力が求められるようになったのである。

ええ、全くそのとおりですよ。。
ちなみに、1993年がどんな時代だったかは全く覚えていません。。

分類法は、PCのフォルダ分けに活きるところもあったりして。著者が、将来はもっと便利になることを理解して書いている、そんな謙虚なところが私としては好感でした。

10~15年前とかではなく、逆にスマホも普及した今だからこそ、さらに興味深く読めた感じがしています。