意外と前回読んでから1年以上経っていた・・・
平松洋子さんのエッセイです。
前回の『焼き餃子と名画座』は「食べ歩き」がテーマという感じでしたが、今回は外食にこだわらないお話。
読みやすくてさらっと流れてしまう感じもあるのだけど、意外と心のどこかに残っているもので。ちょうどこの本を読んでいるときに東北に行ってきたのですが、NewDaysで「ほや酔明」を見つけたときには、おぉこれが!と感動してしまいました。すごく食べた~い、というわけでもなかったのですが、見た瞬間、エッセイの話が蘇ってきました。
あとは『かまぼこ五連発』でしょうか。かまぼこのことを書いたら、「かまぼこ、書いてたね」「かまぼこ、読みましたよ」と5人に言われる話。確かに「かまぼこ」って絶妙なポジションだから、言いたくなるかもなぁ〜。かまぼこの底力を知った、と書いてありましたね。
というわけで、まだ2冊目。『すき焼きを浅草で』『あじフライを有楽町で』『かきバターを神田で』・・・なかなか濃いシリーズの感じもしますが、この辺りも読んでみたいと思います。