sora fuku kaze

読んだ本やホークスの話、その他日々の出来事について

2023年の読書記録

本をよく読んだということは書いていましたが、最終的に読んだ本の冊数は・・・

63冊 でした。

f:id:sky_wind29:20231230210706j:imagef:id:sky_wind29:20231230210714j:image

もう1冊読んで昨年の2倍という記録を残すことも考えましたが。来年も変わらず読み続けることが大切だと思ったので、63冊で終了することにしました。ちなみに今読んでいる最中の本は3冊です。

ただ、やっぱり冊数が稼げる(?)のはビジネス書で、小説は時間かかりますよね。ということで、来年の目標は50冊くらいかな、と思っています。

sky29wind.hatenablog.com

ちなみにブクログでも挙げましたが、今年印象に残った本はこの3冊でした。(ビジネス書部門で選んだらまた違いますけど)

sky29wind.hatenablog.com

何となく気づいていましたが、やっぱりシリアスな話が結構好きなんだな、と。日常的に経験するのを避けたい分、擬似体験したいという思いが強くなるんでしょうか。

来年はもう少し小説を読んでみたいな、と思っていますけど、さてどうなるでしょうか。

くもをさがす|西加奈子

西加奈子さんのエッセイ。乳がんの闘病記ですね。

実体験を通じたリアルな感情とか書かれているわけですが、これが「コロナ禍」の「カナダ」での出来事なんですよね。

大病を患ったことのない私は、えっ?日本でもこういうもの?それともカナダだから?と思いながら読み進めました。(まぁたぶん「カナダだから」です)

興味深かったのは、関西人の西加奈子さんには英語が関西弁変換されているということ。会話がほぼ関西弁で書かれていて、なるほど頭の中が関西弁だとそう聞こえるのね〜なんて思いながら読ませてもらいました。

闘病生活中、自分が自分でない感じがした、というのは、体験したことはないけれど何だか分かるような。生きているということについて考えさせられるエッセイでした。

おかえり横道世之介|吉田修一

横道世之介』の続編、というか、世之介が大学を卒業してからの話。

と思ったんですが、『横道世之介』の感想、書いていなかったんですね。

世之介のことを一言で表すと「善良」。世之介の色々な人との関わりが描かれているんですが、その善良さもあってホッコリします。世之介って自分の知り合いだったかな、というくらいリアルに描かれていて、身近に感じられます。まさにふと会いたくなる感じ。まぁ現実にこんな善良な人はなかなかいないと思いますけどね(笑)。

吉田修一さんと言うと、『悪人』とか『怒り』とか。あと、『パレード』も怖かった。なので、ちょっとイメージにはない話ではあるんですけど、これはこれでいいんですよね。

横道世之介』は、映画化もされていて、個人的には世之介を演じていた高良健吾さんよりも、吉高由里子さんの方が印象に残っています。と思ったら、巻末の対談でも吉高由里子さんがすごかった、という話が書いてありましたね。

ちなみに、さらに続編で今年『永遠と横道世之介』が出版されているようです。こちらも読まないといけないですね。

図書館の神様|瀬尾まいこ

国語の講師を主人公にした小説。瀬尾まいこさん自身も中学校の教師だったので、その体験も反映されているのかしら、なんて思いつつ、読み始めました。

そうしたら、いきなりの重いエピソード。この後どんな展開が待っているのだろう、と心配してしまいました。

舞台になっているのは高校の文芸部。とあることが原因でバレーボールをやめた主人公が、バレーボール部の顧問になりたくて講師になったのに、文芸部の顧問になってしまうという話。
冒頭のエピソードとは対照的に、全体的に穏やかな雰囲気で展開されていきます。

部員はただ一人、3年生の垣内君。この垣内君との関係がいいんですよね。
何がいいんだろうと思ったんですが、すべてを言わないのに心が通じ合っている感じ。深くつながっているようで、実際は表面的な感じ(いい意味で)。そんなところでしょうか。

そんな垣内君とのほのぼのとした関係を中心に描かれたストーリーは、垣内君が卒業するところで終わります。
包み隠さず本音を伝えて築く人間関係というのもあるのでしょうが、こういう信頼関係というのもありだな、と思ったのでした。

どんな時代もサバイバルする人の「ビジネス力」養成大全|小宮一慶

これは自分的にかなりヒットでした。特に若い人には読んでほしい。

ということで小宮一慶さんの「ビジネス力養成大全」。確かにそのとおりだな、という共感する部分が多く、結構メモをとってしまいました。

本の構成としては「数字力」「発見力」など、「◯◯力」別に書かれているんですが、違う「◯◯力」でも共通する箇所も多く。「関心の幅を広げることが大切」とか「アウトプットの機会を増やせ」とか。まぁこれは私の心に残った部分ですが。
「思いついたらすぐメモをとれ」も、最近「ノートの書き方」本をよく読んでいる私的にはハマりました。

※ちなみに、分かりやすいように「増やせ」「とれ」と命令形にしていますが、決して本文は命令形ではありません。。

そして、「日経新聞をちゃんと読め」。これも「確かにそうだな」と思って、本を読んで以来実践しています。ただ、めんどくさがりな私はもう少し効率的な方法はないかな、なんて思ってしまい・・・何となく検索したら見つけた「動画で解説!日経電子版活用法」、いいのあるじゃん!
と思ったら、何と解説は小宮一慶さん!(笑)主張が一貫されているというか、自著でも書いていることをちゃんと実践されているな、と思ってしまいました。

www.nikkei.com

この記事を書くにあたってメモを見返したら意外と忘れているなと思ったので、時々読み返すようにしたいなと思いました。

最近よく読んでいる本(2023年11月)

すごくざっくりしたタイトル(笑)。

一時期、「本の読み方」関係の本にハマったのですが、今年は「ノートの書き方」関係にハマったかな、とふと思ったので、最近読んだ本をまとめてみることにしました。

最後のジャーナリング入門だけ、メンタルコントロールに近かったでしょうか。

最近思うことは、やっぱり書いて残しておくことは大切だな、と。別に最後は手書きでもデジタルでもいいんでしょうが、残しておかないと何事もなかったように過ぎ去ってしまうことがあるな、と。

・・・というのと、文字に書き起こすことで改めて見えてくることがあるな、と。書き出してみることで、頭の中のモヤモヤがはっきりする部分もありますし、ある程度整理できていたことも目に見えるようになることでよりスッキリするな、と思ったりします。

ということで、ここからは今後読んでみたいと考えている本シリーズです。
1つ目は立ち読みして、より読みたいと思いましたね。

こうやって見ると、明日香出版社さんが多いということが分かります。

振り返ると、今年の前半は「話し方」(雑談とか説明とか)の本が多かった気がしますが、それはまたの機会に振り返りたいと思います。

牛乳石鹸のブックカバー

↓この情報を見た瞬間、ほしい!と思いまして。

カウブランド赤箱のブックカバーが再登場

入手してきました。

f:id:sky_wind29:20231103133056j:image

レジで、ブックカバーどれにします?と聞かれ、心の中で「牛乳石鹸ほしくて来たんだけど」と思いつつ、ポーカーフェイスで「この期間限定のやつで」とお伝えしました(笑)。

以前は狙わずしてたまたま行き当たった気がしますが、今回は計画的に。しばらく何冊かに掛けて、楽しもうと思います。