連続で角田さん。ただし今回はエッセイではなく小説。
とある街に住む人に、順々にスポットを当てていく短編集。この人たちがいろいろ悩みを抱えていたり、まぁ訳ありなわけで。
角田さんの小説を読んだのは結構久しぶりだと思うんですが・・・あれ?私は角田さんのエッセイが好きなんじゃなくて、短編(短い文章)が好きなのか?と思うくらい、好みの短編集でした。
もしかしたら、悩みを抱えている人を深掘りしていく長編は、お腹一杯になってしまって苦手なのかもしれませんが。
しかし、これだけ、性別も年齢も、そして置かれた環境も違う人たちの日常を書き分けることができるなんて。本当に感心してしまいます。。