sora fuku kaze

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ラストレター|映画

先日、『四月物語』を観たときに、次は『Love Letter』を観ると言っていた気がしますが・・・そこも飛ばして『ラストレター』。

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この猛暑の中、Love Letter=冬の北海道という映画を観る気持ちになれなかったというのが、正直なところです。あと、数日前に『コンフィデンスマンJP』の「運勢編」の再放送を観てしまい、若かりし頃の中山美穂さんは、もう少し時間を置いてから観たいな、という気持ちになったところもあります。まぁ、この『ラストレター』にも出演されているわけですが。

ラストレター

ラストレター

  • 発売日: 2020/07/15
  • メディア: Prime Video
 

私も、映画の技術的なところはよく分からないのですが、このカメラワークとかが、きっと岩井作品の特徴なんだと思うんですよね。人の目線だけでなく、少し下から撮ってみたりとか、カメラも一緒に動かして見たりとか。ということで、岩井作品の雰囲気を懐かしく感じながら観ていました。

『Love Letter』から『ラストレター』へ、と言われていたのは、これも手紙がテーマになっていて、なりすまし(!)のところまで共通点。姉を亡くした主人公が、姉になりすまして初恋の先輩と手紙をやりとりするところから、話が展開されていきます。

やっぱり役者さんはすごいなと思ったのは、先輩役を演じた福山雅治さんと、その高校時代を演じた神木隆之介くん。本当に同一人物に見えましたからね。話し方とか、しぐさとか、寄せたんだろうか。。

松たか子さんは言うまでもなしでしょうか(笑)。先輩に片思いするところとか、少し『四月物語』っぽいなと思いましたけど。二児の母にしては振舞いとか若いなぁと思いつつ、最近のお母さんは40歳くらいだとこんな感じなのかなぁと。専業主婦じゃないということもあってか、あまり主婦らしさがなく、これも時代の変化なのかと思いました。

当初、身内ならなおのこと、亡くなった人のなりすましはよくないんじゃないかなぁなんて、映画の本題に疑問を投げかけてしまいましたが、作中の「姉がまだ生きている気がしてきた」というセリフを聞いて、少し納得できた気がしました。