珍しく手にした発刊されたばかりの単行本。
「角田さんで、読書の話か~」と気になって思わず買ってしまいました。
まぁ「読書」というか、大半は「書評」なんですよね。冒頭が読書に関するエッセイ、最後も最近読んだ本について書いた、これはエッセイでいいのかな?真ん中が書評。
なかなか「書評」を読むというのも難しいな、と思いまして。何せ紹介されている数が多く、かつジャンルも幅広い(と思う)。ブクログで登録しようとしてもヒットしない本もありましたよ。ということで、読んだことのない本については、「なんか気になる、読んでみたい」というものもあれば、正直、心を掴まれるに至らなかったものもありました。
おそらく、紹介されている本には、自分なら手に取らないだろうなぁというジャンルや題材が多かったのもあると思います。本当に、世の中には知らない本がたくさんあるんだなぁと改めて感心してしまいました。それまでの読書量が全然違うでしょうけど、30代後半ですべての本を読むことはできない、と角田さんが悟ったところは私も同じで共感。せっかくなので、今まで読んだことのない本にもチャレンジしてみようと思います。
この、角田さんの家のどこかしこに本がある、というのは結構憧れですね。性格的に、自分には無理な気はしますが(笑)。テレビで、そんなお宅(角田さんではなく一般の方)を見たことがあるんですが、ベッドの横とか、ところかまわず本が「落ちている」ようなお家でした。別に整理整頓は好きじゃないし、几帳面でもないんですが、何となく本だけは並べたくなっちゃうんですよね~。