さて、2021シーズンも全日程を終了しました。
ホークスは4位ということで久しぶりのBクラス。悔しいシーズンに終わりましたが、中途半端にCSに行ってしまうよりも、これでよかったんじゃないかと思います。
というか、個人的には、例年と比較してしまうところもあって「今年は弱かった」という感想しかないんですが、それでも4位というところに驚きを隠せない。。まぁ確かにチーム防御率や打率を見るとそこまで悪くないので、そんなものなのかもしれませんが。
残念ながら、工藤監督はご本人の意向もあって退任。しかし、7年で5回の日本シリーズ制覇、Bクラスは1回だけって改めて見るとすごすぎです。ファンとしてもいい夢を見させてもらったというところはあるでしょう。特に短期決戦の強さですね。昨年の終盤の連勝からの優勝、そして負けなかったポストシーズンというのは、もしかしたら形としては集大成だったのかもしれません。
工藤監督は、いつも試合が終わった後、最後までベンチに残って、選手、コーチを全員送り出した後、最後にグラウンドに向かって一礼して去っていくんですよね。ずっとやってきたことなんでしょうが、何だか名将感を際立たせる・・・。
あのシーン、どこか写真で残っていたりしないかしら、と探してみたんですが、取り上げられるのはホーム試合だけで、負けたときは正直よく見ていないし（！）、勝ったときは球場中が拍手になるので、みんなと一緒に拍手していて、という感じだったので撮っていなかったみたい。。。まぁ、そんな工藤監督も、最後の試合は花束を抱えて真っ先にベンチを去っていったというのも、興味深いところでした。
そして、来季からは藤本新監督。私は1軍打撃コーチのイメージが強いですかね。ファイターズやドラゴンズの新監督と比較すると地味ですが（苦笑）、この人選は、次の世代を育ててくれというメッセージなんでしょう。連覇しないといけないというプレッシャーももうないし、違う意味で来季からが楽しみです。
ともあれ、工藤監督、7年間お疲れ様でした。
