前著から2年ぶり。(読んだのが)
こういう著書にありがちなのは、ヒットした次の著書から本当に言いたいことを書く、ということで、そんな雰囲気を強く感じました。前著よりも主張が強くなった気がします。
最近あるんですよね、仕事で、メールに不思議な返信をしているので一緒に読むと、ただの読み違いで「あぁ、私、間違ってましたね」と言われるケース。読んでるようで読んでないとはこんな感じなのかなと思います。
私自身は複雑な文を読むのに疲れてしまうタイプ(そして集中力が切れる)。この本にも書かれていますが、文章を本当に真剣に読むと疲れるものなんですよね。あと、試験とかである「正しいものを選びなさい」とか、明らかに違えばいいですが、微妙なところを変えているときは結構気づかないタイプです(笑)。だから、苦手とまでは言いませんが(真剣に読むから)、試験は疲れるなぁと思ってしまいます。
この本は実践的な話とか、実際の研究の話とかが多いので、何となくかじって「ほほぉ」と言いたいのであれば、前著で十分なのかもしれないなと思いました。実際のテストもあるので、実力を試したい人はぜひ、という感じですが。