原田マハさんの短編集。Kindle Unlimitedで読みました。
女性が主人公の短編が全部で6編。原田マハさんの短編で女性が主人公というのは多い(ほとんど?)気がしますが、今回は舞台が海外の作品が3編。そこは何だか新鮮な感じがしました。
「波打ち際のふたり」(これは国内の話)は、短編集『さいはての彼女』にも出てきたハグとナガラのコンビの続きの話。・・・と思ったら、『さいはての彼女』の感想書いてないじゃん(笑)。
大学時代の友人、ハグとナガラが社会人になってから2人で定期的に旅をするという話です。『さいはての彼女』は表題の『さいはての彼女』でハーレーを乗り回すナギが印象的だとは思うんですが、個人的には定期的に旅行に行くという設定もあって、ハグとナガラの方が気になっていました。
どうやら調べてみたら、ハグとナガラはこの設定で短編集も出版されているみたいで。短編集から、『ハグとナガラ』に行き着いたみたいですね。こちらも読んでみたいと思いました。