1年半ほど前 、勝手に妄想を膨らませていた「あの家に暮らす四人の女」。
昨年の秋だったでしょうか。その放送があったのですが、確かまさかの月曜日。結局観れずじまいだったのですが、昨今のインドア生活を活かして、観ることにしました。
たぶん、録画して観なかったのは、「キャストが気になる」が先んじてしまって、キャストを知ったら、すべて終わった気持ちになってしまったのではなかろうかと（汗）。
どうやら、このブログで原作の感想は書いていないようで・・・あれ、書いていなかったか・・・。ざっくり説明すると、母娘＋娘の知り合い＋その知り合いの四人の同居生活について描いた作品で、ここに恋愛だったり、河童だったりが絡んできます。（ざっくり！）
まず、キャスト。深津絵里さんまでは行きませんでしたが、中谷美紀さんは原作よりは少し高めの年齢か。とは言え、永作博美さんとのコンビが絶妙でした。
そして、母役は宮本信子さん。原作よりは柔らかな印象。というか、冒頭、中谷美紀との2ショットを見た瞬間、先日観た『阪急電車』がフラッシュバックしましたよ（笑）。
吉岡里穂さん含め、それぞれの個性がすごく出ていて。おそらく原作を読んだときに抱いたイメージとは違うんですが、この4人は4人で自然に受け入れることができました。
そして、河童（笑）。ネタバレになるので書きませんが、河童とともにカラスも話の鍵を握っていたはずなんですが、ドラマではそこの真相には触れられず。
個人的には、このまま女性4人の生活がずっと描かれていくのか？（大丈夫か？）と思ったところで、河童が出てきて、そこに続くカラスのシーンはかなり面白かったので、そこが割愛されていたのは少し残念でした。まぁ、あのシーンは、活字だからこそ楽しめるのかもしれませんが。とは言え、ナレーションの萩原聖人は何者なのかよく分からなかった人も多いのではないでしょうか。
さて、こんなに熱く（？）語っていますが、もう半年も前に地上波で放送されたドラマですので・・・。
