sora fuku kaze

読んだ本やホークスの話、その他日々の出来事について

3月の歩数を振り返る

今年の目標「450万歩歩く」の進捗確認。

3月の結果は・・・

382,247歩!

1日平均は12,330歩でした。

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これで今年の合計は1,131,550歩になりました。年間の1日平均は12,572歩。やはり3月は花粉で若干落ちた感じ。でも、まだペースは守れています。

4月、5月は歩きやすくなるシーズンなので貯金を作りたいところです。

倒れるときは前のめり ふたたび|有川ひろ

以前書いた「倒れるときは前のめり」の第2弾。有川ひろさんのエッセー集です。

本当に続編という感じでしょうか。地元高知の話や神戸の震災の話、子どものころ読んでいた本の話、あとSNSなどインターネットの話も・・・。そして最後に小説2編が収められています。

しかし、地方だと、地元に戻っても働き口がないというのは驚きました。自分の生まれた地元は名古屋圏に括られるので、県境とかあってないようなものだからかもしれません。高知だと厳しいんだなぁ・・・。
ちなみに、少し前に徳島から高知に行った話を書きましたが、相方の仕入れた情報によると、どうやら四国で「徳島と高知」をまとめることはあまりないようで。確かにうちの会社も「香川と徳島」「愛媛」「高知」になっています。

・・・という話が小説の1編で、もう1編が『倒れるときは前のめり』に入っていた『彼の本棚』(彼女視点)を彼視点で描いた『彼女の本棚』。もうしばらく前に読んだものだったので、思わずもう一度読み返してしまいましたよ。

そしてもう1つ、「実写化についての心無い声」については考えさせられました。
このブログでは、面白くないと思った本の話は意図的に書かないようにして、心の中に留めておくようにしているんですが、実写化についてもそこは気をつけないといけないですね。
しかし、「私の中ではこっちの人のイメージだった」くらいはセーフなのかな、アウトなのかな。まぁ、思った人と違ったとしても、作品ちゃんと見てから感想言えよ、という感じなんでしょうね。発信には気をつけないといけないな、と改めて思いました。

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シーソーモンスター|伊坂幸太郎

読み始めたところで、この本が「螺旋プロジェクト」というプロジェクトに参加している1冊だということを知りました。

・・・よく分からないから、読み進めちゃえ!

ということで、読み終えました。

「螺旋プロジェクト」と聞いたとき、すべての話がつながっていて、この本も話の一部に過ぎないからここだけ読んでもダメだよ、的なのだったらどうしようと思ったのですが。
さすがにそんなことはありませんでした。そうですよね、そんなにハードル上げたら読んでもらえなくなりますよね。

「螺旋プロジェクト」というのは、共通のルールだけ決めて、そのルールをふまえたそれぞれ異なる時代の物語を書く、ということ。
共通のルールというのは「海族と山族の対立」で、『シーソーモンスター』には昭和の終わりの「シーソーモンスター」と近未来の「スピンモンスター」が収録されていました。

確かに、「スピンモンスター」にまた海族と山族の話が出てきたよ、と思っていたのですが、まさかこれがプロジェクト全体のルールだったとは。。

ということで、他の本はこんな感じ。

  • 吉田篤弘「天使も怪物も眠る夜」(未来)
  • 朝井リョウ「死にがいを求めて生きているの」(平成)
  • 乾ルカ「コイコワレ」(昭和前期)
  • 薬丸岳「蒼色(そうしょく)の大地」(明治)
  • 天野純希「もののふの国」(中世・近世)
  • 澤田瞳子「月人壮士(つきひとおとこ)」(古代)
  • 大森兄弟「ウナノハテノガタ」(原始)

こうやって見ると、自分が読む本は現代を舞台にした物語が多いのかな、と思いますね。ということで、おそらく次読むとすれば朝井リョウさんでしょうか。

そして、バトンは渡された|瀬尾まいこ(2回目)

いやぁ、2回目読んじゃいましたよ。

ということで、先日映画で観た『そして、バトンは渡された』をもう一度読んでしまいました。まぁ「・・・しまいました」というのも変なのですが。

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もう一度読むと、映画化にあたっていろいろ変更された点があるな、と。120分に収めないといけないので、まぁ仕方ないところなんでしょう。

主なところを書いてみると、

  • 小説では、優子と仲の良かったクラスメイトとの関係がぎくしゃくするが、映画では最初からクラスメイトとうまく行っていない。
  • 小説では、優子の高校時代の交際が描かれているが、映画では描かれていない。
  • 映画では、森宮さんは結婚式の日まで優子の存在を知らなかったことになっているが、小説ではよく知ったうえで結婚している。
  • 映画では、優子はピアノは得意ではないように描かれているが、小説ではそこまでのようには読めない。(これは私の読解力の問題か?)
  • 映画では、森宮さんの影響で料理の道に進んだように描かれているが、小説ではそこまでのようには読めない。(これも私の読解力の問題か?)

ちなみに、優子が主人公(演:永野芽郁)で、森宮さんが義理の父(演:田中圭)です。
あと、ピアノを弾くのも小説は合唱祭だけど映画では卒業式だったり、昔送っていた手紙が出てきたり出てこなかったり、実のお父さんに会うくだりも違ったり・・・いやぁ、直近で観たばかりだと、違うところによく気づいてしまいます。

ただ、これは原作を覚えていると気づく違いなんですよね。ということで、原作をほどよく忘れ、映画は映画で楽しんだというのは事実です。いくつかは観ながら「あれ?そうだっけ?」とは思いましたが、映画という大きい枠で見たときには小さな違いなんでしょう。

ということで、ほどよく忘れた状態で、今度は先日観なかった『総理の夫』を観てみようかなと思っています。

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Audibleを無料体験しています

先日キャンペーンをやっていたので、AmazonのAudibleの無料体験に参加してみました。厳密に言うと、まだ参加している最中ですが。

思っていることは2つ。

①聴くより読む方が全然速い。
これをどう考えるかなんですよね。「何冊分も聴けました」という感想を目にしたりもするんですが、その方はどういうときに聴いているんでしょうか。確かに再生速度は変えられますが、それにも限度があると思うので。わずかながらも読書習慣のある私からすると、自分で読む方がたくさん読めるような気がしてしまいます。

②「ながら読書」ができるとは言うものの・・・
確かに料理している最中とかはいいんですよね。でも「ながら」の内容によってはそっちの方に意識が向いてしまい、「え?今なんて言った?」というときがあるんですよね。確かに「ながら」なので、集中力が必要とされる「ながら」とのセットは避けた方がよい、ということなのかもしれません。

そんな私が最初に聴いたのはこちら。稲盛和夫さんの『生き方』。

これは聴くのには向いていると思うんですよ。本自体、稲盛さんが語りかけているような書かれ方をしているので、まるで稲盛さん自身から話しかけられているように聴くことができます。

そして、この本、私は単行本で持っているんですよね。単行本だからあまり持ち歩けないし、どうする?と思っていたところにAudible。先ほど書いた「え?今なんて言った?」は、本を開いてさっと見て、「あぁそういうことだったのね」と後から確認をしているような状況です。

「ながら読書」をする時間が多かったり、いろいろな本を少しずつ知りたかったりするような人にはちょうどよかったりするんでしょうか。私には、これで月額1,500円は高い気がするなぁ。
まぁ、無料体験期間はまだあるので、いろいろ試してみたいとは思います。

古い映画記録を探してみた

10数年前、映画を漁るように観ていた時期がありました。ほとんど邦画。
という話は以前の記事でも書いたことがありましたが。

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先日、「あれ、この映画観たことあったかな?いや観たことある気がするんだけど、ストーリーが思い出せない」「もう一度見るという手もあるけど、『ストーリーが思い出せないほど面白くなかった』だったら微妙だな」ということがあり、当時の映画記録を探すことにしました。

映画記録と言っても、当時アプリのようなものはほとんどなく。WEBとかであったような気もするけど、自分的にしっくりこなくて。結局、観た映画をエクセルにどんどんと記録していっていました。

・・・あった。

本当に観た映画を書いただけの・・・映画館かDVDかTVかも分からない。。さらに、観た日すらも書いていない。。☆の評価は一度つけてみようと考えたことは覚えてるんですよ。ただ、☆だけで表現するには迷いがあって、それも特に記録されていないものです。今となっては「記憶」だけが頼りかも。

まぁ何がすごいって、その映画の本数。

385

正直、「暇かよ」と思いました(笑)。

ファイルの最終更新日は2014年12月31日。もう1つ2009年3月1日が最終更新日のものがあってそれは234本。なので2009年から2014年は月2本ペース。
ただ、2009年までの234本は、映画を観始めた時期を考えると、2年半前後で観ていると思うんですよね。2年半だとして月7.8本。まぁDVDレンタルが月8枚コースだったことを考えると、そんなに違和感のある数字ではないかもしれません。

そしてざっと見た限り、2割くらいはもうあらすじすら覚えてないかな・・・出演者すら「こんな人出てたっけ?」というものさえありますからね。

ということで、最初に書いた「この映画観たことあったかな?」の映画は、もちろん観たことがあったのでした。覚えていないなら観てみたい気もするし、当時つまらなくても今の自分なら面白いと思うかもしれないし・・・でも覚えていないってことは・・・ということで、なかなか扱いが難しいですねぇ。
しばらくは「今観たいと思う映画」を優先して観ることにしたいと思います。

経県値を上げる2023(2日目)

ということで、徳島・高知の旅の2日目です。

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この日はまず、桂浜を目指します。

来ました、桂浜!

この日は結構波が高くて、波打ち際を歩いている人が注意されていましたね。
写真ではうまく撮れませんでしたが、地球は丸いんだな、と実感させられる場所でした。ちなみに先日の記事に書いた有川ひろさんも、高知に降り立ったら、桂浜から海岸線をドライブしてほしい、と仰っていました。(その話を読んで、高知に行ったことを思い出した・・・)

そしてこの旅2つ目の水族館、桂浜水族館です。
ここにもウツボはいましたが、再び自粛してカワウソを載せてみます。

その後、坂本龍馬像を見たり、坂本龍馬記念館に行ったり・・・。高知は本当に坂本龍馬推しだな・・・。

お昼は、道の駅「かわうその里・すさき」へ。ここで鍋焼きラーメンをいただくことにします。

本当は当初予定は違ったんですけどね~。結果、ご当地ものが食べれて、満足したのでした。

予定外だったので、この時点で高知市からだいぶ西に来てしまったのですが、ここから東に戻ります。高知市をさらに東へ、訪れたのは日本三大鍾乳洞の1つ、龍河洞です。

正直、ここは「日本三大鍾乳洞」ならもっと頑張ってよ~という感じだったでしょうか。老朽化と、もしかしたら季節的なものかもしれないですが、お店もシャッターが多くて。
他の2つ、秋芳洞山口県)、龍泉洞岩手県)にも行ったことがあるんですが、この2つには負けているかな、という感じでした。なかなか行ける場所ではないし、「三大」のネームバリューで人が呼べるのかもしれませんが・・・。夏休みとかは頑張っているのかもしれないですが、しかし老朽化はそんなコロコロ変わるものではないですよね。

とまぁ、何だか、はりまや橋といい、龍河洞といい、珍しく苦言を呈してしまいましたが、それでも高知は楽しかった。何より太平洋の大きさに圧倒されました。そして、まだ行っていないところがある!
次回は、四万十川仁淀川・・・ぜひ高知県をメインに行ってみたいものです。そして、今回は通過するだけだった徳島県も、もっと滞在できる旅を考えたいと思います。経県値の地図を見ていたら、全都道府県宿泊も夢ではない気がしてきたので・・・。